3D昇華転写でオリジナルiPhoneケースの作成
昇華転写でのオリジナルiPhoneケースを作成するためには、3D昇華転写といって、立体物への昇華転写を行います。
これには3D昇華プレス機を使います。
昇華用転写紙や昇華転写用フィルムに印刷するデザインを変える事で1個からの作成が出来るので、3D昇華転写は小ロットでの制作にも向いており、短時間で高品質な商品を提供する事が可能になります。
例えばTexStylus3Dプリンタをお使いいただくとiPhoneケースなら1回の昇華で最大4個、マグカップなら6個作成することが出来ます。
これには3D昇華プレス機を使います。
昇華用転写紙や昇華転写用フィルムに印刷するデザインを変える事で1個からの作成が出来るので、3D昇華転写は小ロットでの制作にも向いており、短時間で高品質な商品を提供する事が可能になります。
例えばTexStylus3Dプリンタをお使いいただくとiPhoneケースなら1回の昇華で最大4個、マグカップなら6個作成することが出来ます。
今回使った商品はこちら
プリンター、3Dプレス機、RIPソフトがセットになった3D昇華スタートセットです。 | iPhoneの昇華転写に最適な昇華転写用フィルムです。 | 耐熱テープです。転写紙や昇華転写フィルムを印刷物とくっつけるときに使います。 | 治具(ジグ)と呼ばれる金型です。ケースをこれにはめて昇華します。 | 昇華用iPhoneケースです。表面を加工してあるため、昇華用インクで印刷できます。 |
TexStylus3D400は必要な機械がすべてそろっているのでイチから3D昇華転写を始める方にはオススメです。
昇華用転写紙でもiPhoneケースの作成は可能ですが、昇華転写用フィルムは熱で曲がる性質があるために、iPhoneケースに形を変えて密着するために、事前にセットする手間が省けます。
治具は高温で熱をかける際に歪むことを防ぐために使用します。アフターフォーミング治具もセットになっているので、3D昇華転写が終わった後の成形も行えます。
昇華用転写紙でもiPhoneケースの作成は可能ですが、昇華転写用フィルムは熱で曲がる性質があるために、iPhoneケースに形を変えて密着するために、事前にセットする手間が省けます。
治具は高温で熱をかける際に歪むことを防ぐために使用します。アフターフォーミング治具もセットになっているので、3D昇華転写が終わった後の成形も行えます。
3Dプレス機をつかったオリジナルiPhoneケースの作成
【1】デザインの印刷 熱で自由に曲がるようになる昇華転写用フィルムという新しいメディアを使いました。 A4のフィルム1枚に3つ分のケースデザインを印刷できます。 |
【2】昇華転写用フィルムの接着 iPhoneケースの窓から耐熱テープを貼った理由は、印刷面にテープがかかってしまうと昇華がうまくいかないためです。 |
【3】iPhoneケースの設置 この際、治具(ジグ)と呼ばれる金型をはめることで、iPhoneケースが熱で歪むことを防ぎます。 |
【4】フィルムとケースの密着 バキュームボタンを押したのち、スタートボタンを押します。 時間がくればオリジナルiPhoneケースの完成となります。 |
3Dプレス機の温度を出来るだけ下げないようにするために、【3】と【4】の作業を素早く行う方が良いです。
連続で作業を行う場合、最初に使用する治具も温めておくと、連続で行う際の条件と合わせる事が出来ます。
連続で作業を行う場合、最初に使用する治具も温めておくと、連続で行う際の条件と合わせる事が出来ます。
オリジナルiPhoneケースの完成
【1】昇華完了したケース。 iPhoneケースには昇華転写用のフィルムが密着しています。 この後フィルムを剥がして完成になります。 |
【2】昇華転写用フィルムを剥がして完成! 熱をかけ終わった後にアフター治具やモックなどで成形するとなお良いです。 |
【3】iPhone蓄光ケース 暗闇で光る不思議なiPhoneケースです。 変わった素材を使う事で他との差別化を図ることが出来ます。 |
画像にするとひと手間かかっているように見えるかもしれませんが簡単に作れます。
ちなみにこのiPhoneケースなのですが、1回の昇華で4個同時に作成することができます。
小ロット生産に向いているというのは、この3D昇華転写では同じ商品を大量に作るのはやはり時間がかかります。
しかし1個からの注文に対応できるようになるために、商品の提案の幅が広がるのではないかと思います。
ちなみにこのiPhoneケースなのですが、1回の昇華で4個同時に作成することができます。
小ロット生産に向いているというのは、この3D昇華転写では同じ商品を大量に作るのはやはり時間がかかります。
しかし1個からの注文に対応できるようになるために、商品の提案の幅が広がるのではないかと思います。